forest gardenの覚書

in the forest garden:映画/芳香/文体/猫/天使・・・魔法香水、作ります。

「アンゼルム・キーファー:ソラリス」展@二条城

そして、うかうかしていたら、またしてもいつの間にか6月も半ばを過ぎている。 5月はオリヴェイラ特集で『カニバイシュ』『絶望の日』、ロウ・イエ特集で『未完成の映画』を観た。 (つい先日は『国宝』を観た。) それらは素晴らしい映画体験だったけれど、…

レオス・カラックスとアラン・ギロディで過ごした幸福な4月

またしてもあっという間に黄金週間は過ぎ去り、4月にはてなブログを書いていなかったことに気づく。 4月は不安定な気候だったけど、映画館にちょっぴり足を運べて(そりゃ入り浸ってた頃に比べたら雲泥の差だけど)、映画的には幸福な月だった。 それは、レ…

3月は映画館にほとんど行かなかったけど、展示体験は素晴らしかった。

何と、気がついたら3月を通り越して4月になっていた^^; 3月はなぜか映画館に行かなかったのだけど(いや、1本観た。『名もなき者』だ。忘れてしまってsorry……)、美術館などの展示には出かけたし、印象的な体験をした。 ★30年目のわたしたち@兵庫県立美術館 …

2月に入ってからの劇場鑑賞『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』『ブラックバード、ブラックベリー、私は私。』

今年に入ってから、1月に『敵』と『どうすればよかったか?』を劇場で鑑賞し、引き続き2月に『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』と『ブラックバード、ブラックベリー、私は私。』を観た。 何となく、大人(老人)が主人公の映画を観る傾向にあることを実感してい…

新年になって観た映画:『敵』『どうすればよかったか?』

何と、うかうかしていたら1月が終わって2月になってしまった! 新年のご挨拶には遅いけれど、2025年になって鑑賞した映画について簡単に書いてみたい(I'm sorry,very sorry!)。 まずは、吉田大八『敵』。 主演は長塚京三、原作は筒井康隆(1998年)。 happi…

最近の鑑賞日記:映画(ファントスミア、動物界)や展覧会(デ・キリコ展、SIDE CORE展、田中一村展、高橋龍太郎コレクション、クリスタルパレス、坂口恭平展など)について

前回のブログ(『憐れみの3章』『画家ボナール ピエールとマルト』『ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー』)の後、またしても間が空いてしまった。 実は、11月の初めは東京にいた。これまでそうしていたように、東京国際映画祭のチケット売り出…

『憐れみの3章』『画家ボナール ピエールとマルト』『ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー』

この2週間ほどの間に標題の映画3作品を観て、展覧会も2つの美術館をハシゴした。 ただ、それぞれをすぐに書かないとこうして滞ってしまう。箇条書きで一言ずつ書こうかな、とも思っている。 まずは映画から。 『憐れみの3章』by ヨルゴス・ランティモス ヨ…