またしてもブログの間隔が開いてしまった。
いくつものブログやSNSを管理していると、どうしてもこうなってしまう(私は;)。
アリーチェ・ロルヴァケル『墓泥棒と失われた女神』を観たのは7/19だから、もうすぐ1カ月が経とうとしている。
その後も映画館から足が遠のいてしまっているのは、猛暑のせいもあるけれど、以前よりも交通アクセスが悪くなったのも要因の1つだと思う(以前がアクセス良すぎだった上に、仲間の情報も大きかった気がする)。
80年代、イタリア・トスカーナ地方の田舎町。忘れられない恋人の影を追う、考古学愛好家のアーサー(ジョシュ・オコナー)。彼は紀元前に繁栄した古代エトルリア人の墓をなぜか発見できる特殊能力を持っている。その能力を活かし、墓泥棒の仲間たちと掘り出した埋葬品を売りさばいては日銭を稼ぐ日々。ある日、稀少な価値を持つ美しい女神像を発見したことで、闇のアート市場をも巻き込んだ騒動に発展していく…
知り合いのヤングシネフィルが絶賛していたので駆けつけたこともあり、しっかり観よう! と努めていたのだが、複数の機材による映像の使い分けや、ロマン溢れる展開など様々なこだわり要素を詰め込んでとりとめなく進んでいくのが、その日の体調のせいかしんどく感じられ、感想を書くという気持ちにすぐにはなれなかった。
心身に元気と余裕がある時にゆったり鑑賞すると、作品自体まるで遺跡を掘り当てていくように、贅沢な時間を愉しめるのかもしれない。
何だかまともな感想になっていないけれど、ラストは思わずキュ〜ンとなった。
そして、個人的に原題の『La Chimera』(キメラ)の方が好ましく思う。
そんなわけで、パリオリンピックや地震や熱中症や台風…と目がまわるようなマルチタスクに圧迫されながらお盆が落ち着こうとしている。
おやすみなさい、良い夢を☆