何と、気がついたら3月を通り越して4月になっていた^^;
3月はなぜか映画館に行かなかったのだけど(いや、1本観た。『名もなき者』だ。忘れてしまってsorry……)、美術館などの展示には出かけたし、印象的な体験をした。
★30年目のわたしたち@兵庫県立美術館
阪神淡路大震災から30年をめぐって、複数の作家が作品を展示。
出展作家:束芋、米田知子、やなぎみわ、國府理、田村友一郎、森本未来、梅田哲也
これだけの作家が集まると、それぞれの異なるアプローチを見ることができて、それだけでも興味深かった。
★Majimekko展@シオヤコレクション
多方面で活躍するサラ・デュルトさん(アーティスト森本アリさんの妹)が子どもの頃に纏った洋服を展示。長年コンディションが保たれていることにも驚かされるが、ノスタルジックな中に添えられた文章が光る。
関西圏に移り住んで1年だけど、まだ馴染んでいない。特に大阪駅では必ず迷ってしまう。当然ながら、あべのハルカス内でも迷ってしまった(^^;)
大正モダンでよく知られた夢二だけれど、改めて作品に対峙すると、詩画や色彩のセンスが多様な作品に発揮されていて見応えがあった。
★石の博覧会@塩屋「海角」(4/13(日)まで)
塩屋の文化複合施設「海角」全館で石にまつわる展示やイベントを展開。特に舫書店での「石すもう」の異様な熱気には圧倒された。「石すもう」とは、力士が繰り出す石の勝敗を観客の拍手によって行司が判定する競技である。もしかしたら、石は子どものように無邪気な情熱を引き出すのかもしれない。
★「パウル・クレー展 創造をめぐる星座」@兵庫県立美術館(〜5/25(日)まで)
ギャラリーの販売戦略で「孤独に瞑想する画家」のイメージが広がったクレーだが、実は多彩な作品制作を展開する過程で、同時代の仲間たちと影響し合う面も多々あった。そんな彼の活動をきめ細かく伝えてくれる展覧会。
今月末からはまた映画館に繰り出す予定なので(アラン・ギロディ監督特集、レオス・カラックス『IT'S NOT ME』など)、乞うご期待!
Bon Voyage★