このところ映画館に行けていない。
気になる作品はあったものの、酷暑や忙しさを押してまで出かける気分にはなれなかった。
そろそろ出かけようとは思っているのだけれど。
昨年末に東京のど真ん中から神戸の見知らぬ町に移り住んで以来、美術館や映画館に出向くことが少なくなった。特に、メンバーにまでなっている東京の美術館へ気軽に出かけられなくなったのはつらい。観たい展示は東京開催であることが圧倒的に多いのだ。
ただ、それでも、神戸には素敵なカフェや独立系の本屋さんが多くて、そのことは私を慰め、喜ばせてくれる。
今はそんな場所に似合う小さな本(ZINE)をこしらえている。
ハードな映画作りや企画の仕事から一転、スローな日々。
観光客気分の散歩や、不便さからの手作りをしていくうちに、究極の利便性の中で長年暮らし、そのことがアイデンティティでさえあったのに、だんだん薄っすらと憂鬱に覆われていた自分自身が、少しずつ変わりつつある…と思う。
そんなわけで、以下、最近行ったカフェや本屋さんの写真を並べてみたい。
星とトランペット(阪急六甲から徒歩少々)
シフクノオト(塩屋)
784 JUNCTION CAFE(塩屋)
Ryu cafe(塩屋)
舫書店(塩屋)
自由港書店(須磨海浜公園)
1003(神戸元町)
KIITO内のカフェ(神戸三宮)
風文庫(神戸ではなく隣の芦屋)
あと、古本屋さん「ワールズエンド・ガーデン」(王子公園)を撮ったはずの写真が見つからないので、またの機会にでも。
外は雨が降っている。
暑さも少し和らぐといいな。
おやすみなさい。
Bon Voyage★